つれづれにつづれ

洋楽、邦楽に関わらず僕の音楽に対する考え方や日常で起きた様々なことの気づきをしたためます。

孤高の音を鳴らす、the HIATUSというバンド (2016.6.12)

こんにちは。

 

早いもんで、このブログも第三弾になりました。僕のTwitter (@kimidori_trdr) では、次に何を書こうか悩んでることについて言及していました。何が一番記事にしやすいかなあ、と思っていてですね。

 

トロールズか、Emeraldか、the HIATUSにしようかなあと漠然と考えてはいたんですけどね。

 

まあ、ここは大好きな the HIATUSを一丁記事にしてみるか〜!!

 

ということで、ブログタイトルはその名も『孤高の音を鳴らす、the HIATUSというバンド』としました。

 

まずは、the HIATUSというグループについて概観しときましょう。引用はWikipediaからです。

細美武士ELLEGARDEN・活動休止中)が立ち上げたプロジェクトで、ライヴ活動を中心にフェスティバルなどにも積極的に参加し、活動中。メディアへの露出が極端に少ないことでも知られる。
作品ごとに楽曲の世界観が大きく異なるのが特徴である。2ndアルバムまでは、楽曲のほとんどを細美が手掛けていたが、3rdアルバムは主に細美、柏倉が中心となって作曲などの作業を行った。4thアルバムからは伊澤も作曲に参加。
ライブが始まる前の直前SEはJoey Beltramの「The Start It up」が用いられる。
「音楽やアート、表現者たちのプロジェクト」とあるように、イラストレーターの牧かほりやデザイナーのBALCOLONY.、映像ディレクターの松本空と番場秀一も名を連ねている。
正式なバンド名は「the」が小文字で「HIATUS」は大文字の「the HIATUS」である。「HIATUS」の意味は、中断・隙間。

 

 そして、メンバーについて。

細美武士ELLEGARDEN)/ ボーカル・ギター・プロデュース
masasucks(FULLSCRATCH/Jサポートメンバー)/ ギター
ウエノコウジ(元・thee michelle gun elephant / Radio Caroline / DAD MOM GOD / KA.F.KA)/ ベース
柏倉隆史toe/木村カエラサポートメンバー)/ ドラムス
伊澤一葉(元・東京事変/あっぱ)/ キーボード
一瀬正和(ASPARAGUS)/ ドラムス


元メンバー
堀江博久(NEIL&IRAIZA/pupa/SINGER SONGER/CoccoYUKILOVE PSYCHEDELICO、Caravanなど多くのミュージシャンのサポートメンバー) / キーボード・プロデュース
2012年をもってソロ活動に専念するためツアーメンバーからの離脱を発表。

 

こんな感じです。大まかには。まあ、スーパーバンドですよ。メンツ。

 

気になるところは、彼らがどういう音を鳴らしているのかということですよね。この点に関しては、声を大にして言いたいのが、彼らは初期と比べてかなり最新作では音が変わっていると言うことです。

 

僕なりにまとめてみます。

 

1st 「Trash We'd Love」→オルタナティブ/ピアノが入ったギターロック感は否めない。

1stの一曲目「Ghost In The Rain」

youtu.be

 

2nd 「ANOMALY」→1stをもっと混沌とさせた印象。ポストロック感も出てくる。Insomnia EPを突き詰めた印象。実験的。

 

2ndの一曲目「The Ivy」

 

youtu.be

 

3rd 「A World Of Pandemonium」→大化け作。今までの彼らの音には無かった・少なかった温かみが感じられる作品となる。後述する4thと並んでアヴァンギャルドではあるものの、音としてのまとまりが素晴らしい。

 

3rdの一曲目「Deerhounds」

 

youtu.be

 

4th 「Keeper Of The Flame」→大傑作。色眼鏡抜きにここまでの音を鳴らすミュージシャンは、そうそういないと考える。このアルバム辺りから「孤高の音」とでも形容したくなるような良さがある。素晴らしい。このアルバムリリースファイナルは、なんと武道館公演!映像作品化されています。

 

4thの一曲目「Thirst」

 

youtu.be

 

お気づきになるかもしれませんが、彼らの音はだいたいアルバムの一曲目に、そのアルバムの「色」が出ています。

 

※その点、今年の7月にでるアルバム非常に楽しみですね。もう待ちきれなくてソワソワしているのは僕だけでしょうか。

 

彼らの音を聴いたところで、ELLEGARDENの延長上にあると考える人は少ないのではないでしょうか。

 

ここからは込み入った話になりますが。笑

 

細美さん好きですよ。僕は。ただ、彼は彼で非常に考えていると思っています。ファン思いですし。

 

実際に彼らの映像作品でも細美氏は、

 

「(the HIATUSの) 1stの時点でも武道館公演の話はあった。だけど、エルレから流れて来たファンで武道館埋めて、はい!良かったね!じゃあ、意味が無いんだよ。それじゃあただの茶番。the HIATUSを本当に好きな奴らで埋めるならいいとは思うけど。」

 

というようなことを言っていました。

 

ということは、

 

エルレ早く戻ってきて欲しいな〜」

 

で済ますような簡単なことではないのでは、とも考えます。

 

彼は彼の人生を懸命に生きていて、その時々の彼が鳴らす音に賛同するひとが、その音を好きなら、それはそれで非常にいい関係性なのではないのかな、と考える訳ですよ。僕は。

 

勿論、彼が去年始動させたMONOEYES、僕は大好きです。名古屋公演全部行ってます。

 

MONOEYESに関しては、音はエルレとエイタスの1st.2ndのオルタナ感を交ぜた音だと考えています。彼が全作詞作曲しているので、必然的にそうなっていくのでしょう。元々細美さんのソロプロジェクトですし。

 

歌詞の方向性については、the HIATUSとは違っています。

 

the HIATUSはアート性が高い歌詞に対して、MONOEYESは、もっと僕たちを鼓舞する歌詞になっていると考えます。

 

ここでは、the HIATUSに関する記事なので他バンドの音は載せませんが。

 

......

 

いや〜、込み入った込み入った!笑

 

なにが言いたいかというと、ちょいと固定概念無くして the HIATUSの「今」の音を聴いてみなっちゅう話やで。(急に関西弁)

 

それでは、the HIATUSの超名曲「Something Ever After」を貼って記事を締めたいと思います。原曲は探しましたが無かったので、Acoustic Cover Ver.を貼りたいと思います。

 

「Something Ever After」

 

youtu.be

 

このCover秀逸だなー。

 

ではでは、ここいらで。

 

ばいちゃ!(二回目)

 

さとう きみのり (2016.6.12)